ノースダコタ銀行について:超党派同盟 -NPLの乱

超党派同盟 -NPLの乱

1916年、同盟は快勝を得た。いまや同盟のメンバーは知事、司法長官、州務長官、農務長官になっていたが、州財務官は別だった。(民主党から出馬した唯一の候補者)。同盟公認候補者は下院議席の113議席中81議席を確保し、空いている上院議席の25議席中18議席を確保した。しかし、州最高裁の同盟公認候補者こそが鍵であった。同盟の産業要綱を導入する前に州憲法の改正が必要であった。

同盟の綱領は州経済のコントロールを奪還する志を抱いたものだった。その要求は州立製粉所、穀物倉庫、そして食品加工・包装工場のシステム作り、州立の農村向け金融銀行、州が請け負う雹/あられ保険、ミネアポリスの製粉業者による穀物の格付けとドック使用料に変わる州による検査、そして農場改良工事への課税控除であった。

そのすべての産業計画を確実にするために同盟のリーダーたちが決定した最も確実な方法とは、州憲法全体を新たなもの(州が商業活動に携わることを可能とするもの)に置き換えることであった。今では有名となった下院の法案44は抗議の嵐を引き起こした。とはいえ、法案は同盟が優位な下院によって承認されたものであったが、1917の議会で上院に否決された。1917年の議会ではより穏健な同盟の改革案が制定された。

反対派が組織されはじめた。1918年秋の選挙前に、ツインシティーズ*からの資金に基づく利害関係者が同盟の産業計画を破棄しようと無党派協会(IVA-Independent Voter Association)を組織し始めた。IVAは、社会党的な同盟の州立産業の計画の分別を疑う反NPLの共和党員と民主党員から構成されていた。 IVAは強敵であることを証明しようとした。

*ミネアポリスとセントポール。ミネソタ州のニックネーム


1918年の選挙は同盟の圧勝だった。いまや同盟公認候補者は警察署長を除くすべての州の官公庁、最高裁判事の五分の四と上院と下院の圧倒的多数を掌握した。同盟の産業綱領の成功は確実であるように見えた。

http://www.banknd.nd.gov/about_BND/prairie_public_history_of_BND/the_npl_insurgency.html

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