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ロウソクを吹き消すがいい。もう夜が明けたのだ

蝋燭を持って歩きながら、 私はある子供に、 「この光はどこから来たか?」 と訊ねた。 その子は、即座に蝋燭を吹き消した。 「僕に光が何処へ行ってしまったか教えよ。 そうしたら、それが何処から来たかあなたに教えてあげるよ」

知の統合

政教分離によって国家と宗教を隔てた様に、科学と政治の分離が必要だ。 これは、科学を国家による浸食から守る為である。国家の元に置かれる科学は危険だが、 政治によって制約を受けないということもまた科学による暴走の危険がある。 必要なのは自然科学の哲学への回帰であり、知の統合だ。 17世紀〜18世紀の啓蒙期を過ぎると、自然科学は分化を始め、 19世紀を通して20世紀には自然科学は独立したかにみえたが、 科学は哲学を失い、学問が全体像を失った結果に過ぎなかった。 現在、芸術の一部と科学は統合を始めている。 それらが宗教と再び統合する事は有り得ないしまた避けなければならない。 何故なら宗教はあらかじめ排他性を含む事によって存立しており、 それらは、科学や芸術の拡大発展を阻む。 自然科学と人文科学の統合によって、政治に提言する立場は保たれるだろう。 政教科分離が必要であり、これは知の統合によって為しうる。

般若心経

般若心経には玄奘三蔵によって足された部分がある。"度一切苦厄" "能除一切苦"の二箇所だ。"苦しみや厄災の度に""苦しみを一切除く"といったところか。 さて、この二箇所を省いて眺めていると判ってくる事がある。それはこの経文がオカルティックな呪文パワーによって苦しみを除くのではなく、ここに語られている宇宙の法則を理解すれば恐怖することはないと語っている。この経文は"空"の思想を説いたものだが、さてそれでは"空"とはなにか? 真空のエネルギーというものが天文学者達の観測によってその存在が確認されているが 未だこの"真空のエネルギー"について物理学者達から明確な回答を得る事が出来ない。 ただ既に観測によって判っている事は、このエネルギーは空間を押し広げても 密度が変わらず、その空間ではエネルギーは物質化し、消滅したりといったことを繰り返す。 "色即是空 空即是色" 天文学者は超新星の観測により確実な証拠を発見するが、このエネルギーは普遍的なものだ。 ジョーダン・マックレイ博士の説明 (NASA真空エネルギー研究プロジェクト) 『真空のエネルギーの存在は確かめられていますが、その他のことは、まったく分かりません。何も無い空間から力を生みだす、不思議なエネルギーなのです。神秘の世界と、科学との境界線にあるような現象です。しかし今後、私たちの実験によって、その実体を解明して行けば、宇宙が、なぜ加速膨張しているかも解明出来ると思います。』 ゴータマ仏陀による発見と"空”の思想、教えは、量子物理学が扱う所のものだ。